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不動産投資で失敗される方の特徴

当社にご相談頂く多くの方は、不動産投資において「失敗状態」にある方です。

お客様の中には、非常に賢く運用されておられる方もいらっしゃいますが非常に少ないのが現状です。

では、失敗される方、または、騙される方の特徴としては、

「「「 自己分析が出来ていない 」」」

これにつきます。

ここでいう自己分析とは、

●どのようなローンがいくらまで使えるのか?
●どんな物件が自分にはあっているのか?
●自己資金はいくらまで捻出できるのか?
●不労所得として何歳でいくら作りたいのか?
●一棟をする場合、どこまでを委託しどこを自己管理するのか?
●物件の出口戦略を考えているのか?

など、色々上げればきりがないです。

しかし、上記の6点くらいはスタートする前に考えておかなければいけません。

特に一棟アパートを購入される場合は、管理業務全般を委託するとなると果たして収益が上がるのかというのはシビアに考えなければいけません。

本日のご相談

本日は3名の方のご相談です。

●民間企業ご勤務の方 39歳 投資マンション 東京1戸 (中古)

 ローン金額 1930万円  ローン金利 2.65%

●公務員の方 40歳 投資マンション 東京2戸 (全て新築)

 ローン総額 4090万円  ローン金利 3.5%

 中古 一棟 アパート  ローン金額 8000万円  ローン金利 4.5%

●公務員(教員)の方 53歳 投資マンション 東京2戸 大阪3戸 (3戸中古)

 ローン総額 7750万円  ローン平均金利 2.987%

民間企業ご勤務の方は、関西圏の中古物件の購入を検討されておられます。
東京の中古マンションの価格が高騰している為、関西、九州エリアでお探しです。

公務員の方は、ローン借り換えご希望です。
区分も一棟も同じ業者から購入され、毎月かなりのご出費が発生しております。
区分のマイナスを補う為、一棟を値引きで購入されましたが、一棟に関しても約半年でマイナス収支になってしまいました。今では騙されたと感じておられます。

公務員(教員)の方もローン借り換え希望です。
中古で運用されておられる時はプラスで回っておられましたが、東京の業者に新築を購入させられ、マイナスが増加してしまいました。 

新築マンションはなぜこんなにも高いのか?

新築マンションは高い!!!

それはなぜか???

●豪華なパンフレット
●人件費をかけた営業活動
●費用をかけた宣伝

この3点が大きな要因です。
(当然、地代、建築コストの高騰も影響しておりますが)

では、中古マンションはなぜ安いのか???(新築に比べ)

●中古だから豪華なパンフレットを作らない
●価格が安いので人件費をかけた営業活動をしなくても売れる
●宣伝費用をかけなくても良い物件はすぐに売れる

この3点です。

これだけ見てもかなりの差がありますね。

でも、マイホームはやはり新築が気分的には良いですが・・・

本日のご相談

本日は1名の方のご相談です。

●公務員(教員)の方 42歳 投資マンション 東京3戸 (2戸中古)

 ローン総額 4920万円  ローン平均金利 2.67%

4年前から不動産投資をなさっておられます。
昨年、新築マンション業者から、「キャッシュバックをする」との条件で新築を購入されました。しかし、当初約束の金額をもらえず、完全に騙されたとおっしゃっておられます。
新築の為、利回りも低く、収支もマイナスの為、ローン借り換えをご希望です。

賃貸管理委託契約をめぐるトラブル

投資物件を購入されますと、「賃貸管理を委託する」ことになります。

販売会社(売主)か販売会社の委託先かになります。
(ごくまれにご自身で管理されるオーナー様もいらっしゃいますが)

しかし、この委託契約書の中身を十分に理解し、契約を締結しておられるオーナー様が非常に少ないです。(皆無といっても過言ではない)

当然、オーナー様の見解と管理委託先の業者との見解が同じであればトラブルにはなりませんが、退去時のリフォーム代負担、広告料金、または、解除にかかわる事項などでトラブルが発生致します。

また、売却時の委託解除などでもサブリース契約が解除できずにオーナー様が不利益を被ることが良くあります。

トラブルになると業者は契約書を盾に融通をきかせてくれないケースがほとんどですので、何事にも署名、捺印時には中身のチェックを必ずし、納得いかない事柄、理解できない事柄があれば必ず擦り合わせをするべきです。

投資マンション ローン借り換えチャンス

現在、投資マンションのローン借り換えが非常にしやすくなっております。

その原因は、金融機関の基準緩和と新しく投資不動産ローンを始めた金融機関が増えている為です。

今まで、返済比率でOUT、物件の収益性でOUT、販売業者でOUT、総借入金額でOUTだった方には朗報です。

ただ、これらの金融機関は不良債権が増加したり、案件の属性が悪すぎるとすぐに撤退した過去もあるので早めの対応が望ましいかと思います。

当社では、過去にローン借り換えによって、毎月の支払金額が7万円近く軽減出来たり、総支払金額も2000万円近く減額出来た方もいらっしゃいますので是非ご相談下さいませ。

中古物件のすすめ

投資マンションの購入を検討されておられる方で、新築か中古かを迷われる方がいらっしゃいます。

どちらが良いかといえば、断然 「中古」です。

なぜなら、価格が大きく違います。

新築1700万円 ~ 2400万円

中古1200万円 ~ 1600万円

収益(家賃)はほとんど変わりません。新築だという事だけでプレミア価格になってしまいます。

高いだけの新築を選んでしまうと、毎月収支はマイナスになり、ほぼ利益は出ません。

それは投資とは到底言えないですね。

新築物件の現状

市場では投資マンションの売れ行きは好調です。

新築、中古、一棟などかなり売れてます。

その要因としては、海外の資産家の参入、金融機関の緩和などが影響しているように思います。

しかし、その反面、建築コストの増加や地価上昇の影響もあり、新築マンションの価格も上がってきております。
収益(家賃)も上がれば良いのですが、こちらはあまり動いていないのが現状です。

要するに、今販売されている新築マンションは価格が高すぎる為、利回りが低すぎます。

利回り3%~4%前後では投資としてはうまみがないです。
(うまみがない = 損失が出る)

当社にご相談を頂戴する新築物件を所有されたオーナー様のほとんどが、

「購入当初の説明よりはるかに金銭的負担があった」
(リフォーム代、家賃が下がる、空室、税金など)

と後悔されておられるのが現状です。

本日も医師の方からのご相談

本日は医師の方2名のご相談です。

●33歳 投資マンション 大阪4戸 神戸2戸 (全て新築)

 ローン総額 9230万円  ローン平均金利 3.23%

●35歳 投資マンション 大阪5戸 京都1戸 東京2戸 (全て新築)

 ローン総額 15900万円  ローン平均金利 3.35%

お二人とも当社のお客様よりご紹介を頂戴致しました。
研修医時代に先輩医師から投資マンションの紹介を受け、断りづらかったので購入されました。「お金の負担がない」「税金をかなり取り戻せる」「家賃も下がらない」とセールスされ購入されましたが、今では毎月かなりのマイナスです。
こんな負担が生じるなら購入しなかったのにと後悔なさっておられます。
今後はローン借り換えを早急に成功させ、何とか収支改善をしたいとのご要望です。

本日のご相談

本日は3名の方のご相談です。

●医師の方 33歳 投資マンション 大阪3戸 神戸1戸 (全て新築)

 ローン総額 6120万円  ローン平均金利 2.85%

●上場企業ご勤務の方 48歳 投資マンション 東京3戸 (1戸中古)

 ローン総額 5510万円  ローン平均金利 2.67%

●公務員の方 51歳 投資マンション 東京4戸 横浜2戸 福岡1戸 (全て新築)

 ローン総額 11900万円  ローン平均金利 3.4%

医師の方は、当社のお客様よりご紹介頂きました。
3年ほど前に、「節税に使えるから」との理由で新築物件を購入されました。
今後は、利回りを重視し、投資を展開していきたいとのご相談です。

上場企業ご勤務の方は、ローン借り換えご希望です。
昨年に購入された新築物件の金利が高く、購入時に「2年後には金利交渉出来ます」と言われたらしいです。

公務員の方は、当社のお客様よりご紹介頂きました。
新築を購入されましたが、金利も高く、利回りも低いため毎月マイナス約7万円のご負担をされておられます。このまま負担が増加すると維持出来なくなる可能性があり、早急に物件の整理と借り換えを成功させたいとのご要望です。

投資マンション(1K)を購入時階数関係ない?

投資物件の場合(特に1K)、階数はあまり関係ないように思います。

賃貸の付きが良い、家賃が下がりづらい、売却時高値で売れる、ほとんど影響ありません。
(しかし、1階の部屋は難しいかもしれません)

購入価格は1フロアー上がるごとに約10万円~20万円高く設定されてます。

建物が10階建とした場合、201号室1700万円であれば、1001号室は1780万円となります。この80万円の価値はあまりないように感じます。

「今回は●●様の為に最上階をお持ちしました!!!」

とセールスされ、まんまと高額な新築を購入されたオーナー様は少なくないはずです。

そう考えると階数選びも大事かもしれませんね。

購入する場合、どのような物件が良いか 基本

投資物件を購入する際、どこを見れば良いのか?

まず、立地は絶対条件です。

ここでいう立地とは、
●駅から何分
●最寄り駅は何駅何線使えるか
●近隣の施設(学校、病院、役所、銀行、コンビニ、スーパーなど)

まずはこの3点です。

「最寄り駅から徒歩6分」  「最寄り駅から徒歩5分」

たかだか、一分の違いですが大きな違いです。

賃貸募集時に大きな影響となってきます。
入居者は「駅から5分以内希望」と言われた際、この徒歩6分の物件は検索に引っかからないからです。除外されてしまう為、反響数も減少致します。

また、現地案内をする際、駅近だけのセールスポイントでは弱いので、住環境を考え近隣の施設も非常に大きなポイントとなります。

新築でも中古でも、立地(駅から何分)は投資不動産においては極めて重要です。

アパート経営の難しさ

サラリーマンでも一棟アパートを買える時代です。

金融緩和などの追い風もあり、良い条件で新築も中古も買えます。

しかし、不良物件を掴まされる方も多いです。

一棟の場合は、区分とは比べ物にならないくらいのコストがかかります。

利回りや毎月のプラスの収支だけで判断される方も非常に多く、後でとんでもないしっぺ返しがやってきます。

●空室 ●リフォーム ●修繕 ●メンテナンス など

特にエレベータ付きの場合は想像以上の負担になります。

安易に手を出せるほど、安易な判断は禁物です。

威迫行為をし販売する業者

先日も、東京でお客様を威迫し、投資用マンションの販売をしたとして行政から是正勧告を受けた業者が存在します。

威迫とは・・・相手を脅し従わせること

電話営業に関しても宅建業法で規制されている現状でこのような業者がいまだ存在していることにびっくりしております。

また、買い増しの営業を断ったら、「もうあなたのマンションは管理はしない!」などと威迫され複数の物件を購入させられたケースもあります。

消費者センターや行政では、このようなトラブルや相談はきちんと集計しており、あまりにも頻繁に問題が発生しているケースや違法性が強いものには即座に対応してくれます。

一棟収益アパートは中古か新築か???

特に最近はアパートローンの借り換え相談が増加しております。

その際、一棟物件は新築が良いか中古が良いかの質問を受けますが、

その答えは、当然物件の収益性(将来にわたっての)とローン内容次第です。

物件の収益(利回り)は高いが、ローン金利が高い ⇒ 中古に多い

物件の収益(利回り)は低いが、ローン金利も低い ⇒ 新築に多い

中古のアパートの利回り相場は、約7% ~ 15%くらい
新築のアパートの利回り相場は、約4% ~ 8%くらい
が相場です。

当然、現状の維持にかかる管理費やその他費用の金額、また、修繕積立などの費用も考慮しなければいけません。

当社にご相談頂くお客様の多くは、中古アパートをご所有方が多いですが利回りが低くく、しかも、ローン金利も非常に高い物件を所有されておられます。

この状態では、当然いつか返済不能になり大きな問題に発展致します。

早めの対策が必要です。